マットレスの種類と特長

一言でマットレスといっても、実に様々種類のマットレスが存在します。目的や用途に応じて使い分けましょう。

ウレタンフォーム素材を使用しているマットレスで、代表的なものに低反発ウレタンマットレス、天然ラテックス、合成ラテックス等がある。布団用マットレスとして使われることも多く、防菌・防臭を施した物もある。

ベット用のスプリング（ばね・コイルスプリング）マットレスで、硬鋼線と呼ばれる線状の鋼を使用したもが多い。形状は様々で、ボンネルコイルスプリング・ポケットコイルスプリングなど使用している。

中の素材に天然やしの実（パーム）の繊維を使用しているマットレス。介護ベッドなどに使われることが多いですが、天然素材ゆえ、使用初期はマットレスの匂いが気になる事が多い。ウレタンフォームマットレスと比べると硬い傾向があります。耐久性は高い。

袋状のものに空気（エアー）を充填して使用するマットレスで、エアーベッドとも呼ぶ事もある。エアの充填具合で硬さが調整できますが、袋に穴が空いてしまったら使えなくるというデメリットもあります。主に簡易マットレスとして使用されている。

天然ゴムを使用したマットレスで、特長としては空気の占める割合が多いため、通気性もよく軟らかい。程よい反発と優れた体圧分散性を兼ね備える。

袋状の物に水を充填して使用する。中身が水なので分散性は優れているが、感触が独特で体に合わないという人も多い。