睡眠の必要性・重要性 寝不足はうつ病になる!?
人間は一生の約1/3の時間を睡眠に費やすといわれています、人生を80年と仮定すればおよそ25年は睡眠となる計算になります。
人間にはなぜ睡眠が必要なのかはまだ完全には解明されていないようですが、身体にとって必要不可欠なものであり、生命維持にも大きく関わる大事なものということは間違いなさそうです。
日本人に多い寝不足
世界各国に比べ日本人の睡眠時間は短いとされています。さらに、年々減少傾向にあります。勤勉な日本人は多忙な生活の中、削れるのは睡眠時間しかないということでしょうか!?
場合により睡眠は時間の無駄だと思いがちですが、それは大きな間違いで、様々な弊害を引き起こします。
近年ニュース番組などで報道されている、過酷な労働環境から引き起こされる高速道路でのバスやトラックでの交通事故の背景には、睡眠障害が関わって引き起こされたものも多いですよね。
睡眠不足は軽視できないほど重要だという事が分かります。
睡眠の必要性と効果
脳と身体の疲労回復肉体労働などのガテン系の仕事以外でも身体は疲労しています。体を使わないデスクワークや普段の生活の中で、脳は常に使われているんですね。そのなかで、多くのエネルギーを消費しています。その疲労を取り除くには睡眠が必要になってきます。
ストレスの解消
脳が疲労している状態だと、ストレスを感じやすいといわれています。嫌な事があっても、ぐっすり眠った次の日には嫌な事を忘れたって経験はありませんか!?睡眠により、疲れた脳が疲労回復したため、ストレスが解消されたんですね。睡眠不足はうつ病などの精神疾患にも関わるといわれています。慢性的な寝不足は健康上好ましくないのは間違いないです。
病気の予防・老化防止
睡眠中、身体の中ではコルチゾール、白血球、赤血球、リンパ液などが生産され、病気や病原体への抵抗力や免疫力を効果的に高める働きがあるとされています。また、成長ホルモンの分泌によって、身体組織の修復や美肌効果、老化防止効果もあると言われています。
記憶力アップ・学習効果の高効率化
睡眠時は脳内の情報整理が行われています。脳をしっかり休ませることで、記憶力を定着させています。睡眠中は、目を閉じて外部の情報を遮断しているので、外から入ってくる情報がなく、記憶の整理が効率よく行われます。逆に睡眠不足だと注意力が散漫になり、記憶力が低下します。
効果的な睡眠を
睡眠をとることは人間にとって必要不可欠ですし、メリットが多い事が分かります。しかし、多忙な生活の中で睡眠を取れる時間には限りがあります。睡眠の仕組みや寝具を見直し、効果的な睡眠を取れるよう心がけましょう!スポンサーリンク