睡眠時無呼吸症候群とは? 種類・症状
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に繰り返して呼吸が止まったり、呼吸が浅くなる病気のことを指します。
症状としては、睡眠中に大きなイビキや無呼吸、窒息感などが見られます。
また、無呼吸になることにより睡眠が中断されてしまい、日中の眠気、作業能力や集中力の低下なども現れるようになります。
このような症状が続くと、日常生活に支障がでてしまうこともあります。
睡眠時無呼吸症候群の種類
睡眠時無呼吸症候群は3つに分類されます。閉塞性睡眠時無呼吸症候群
最もポピュラーなタイプで、主に咽頭(のど)または咽頭周囲の閉塞が原因で発症し、呼吸運動はあるもの。原閉塞性睡眠時無呼吸症候群は肥満者が多い傾向にあり、肥満で無い人にくらべて3倍ほどと言われています。また、顎の骨が小さいと発症しやすい。中枢性睡眠時無呼吸症候群
極稀なタイプで、睡眠時無呼吸症候群の中でも数%ほどと言われています。このタイプは、脳から出される呼吸の命令が正しく行われないもので、呼吸中枢の異常が原因です。混合性睡眠時無呼吸症候群
閉塞性睡眠時無呼吸症候群と中枢性睡眠時無呼吸症候群が合わさったタイプです。思い当たる節があるなら、先ずは医療機関へ
睡眠時無呼吸症候群は自分では気付かない場合も多いですが、家族や友人に鼾(いびき)、睡眠中の無呼吸を指摘されたら、睡眠時無呼吸症候群である可能性があります。場合によって睡眠時無呼吸症候群は重大な事故、事態を招く恐れがありますので、思い当たる部分があるのであれば早めに医療機関を訪れたほうが良いですね。スポンサーリンク